ウインターの4タイプ
パーソナルカラー診断「4シーズン・システム」において、「ウインター」に分類される色の特徴は、
「青味を含んだ」
「暗く」
「鮮やかな色」
たとえて言うなら、「白銀の世界の中のスキーウエアのようなはっきりとした印象の色」と表現されます。
そんなウインターの色ですが、「青味を含んだ暗くて鮮やかな色」と言っても、その範囲は広く、
同じウインターの色として分類される色の中には、
それほど「青味」を感じない原色に近い色もあれば、「青味」をたくさん含んだクールな印象のものもありますし、
全く「暗さ」を感じさせない「暗さ」とは真逆の「白」に近いアイシーカラーも含まれます。
よって、「ウインターの色が似合う」と言われた方でも、ウインターの色がすべて同じように似合うわけではありません。
ウインターの色の中でも「似合う色」・「似合いにくい色」が存在しますし、
「ウインターの色が似合う」とされた方同士でも、同じ色が同じように似合うとは限りません。
それほど「青味」を感じることのない原色の色がお似合いになる方もいらっしゃれば、
たっぷりと「青味」を含んだクールでシャープな印象の色がお似合いになる方もいらっしゃいます。
「暗さ」が得意で黒に近い色がお似合いになる方もいらっしゃれば、白に近い透明感のあるアイシーカラーがお似合いになる方もらっしゃいます。
「『ウインター』の中でもどういう特徴の色が似合うのか」
お一人おひとりの“似合う色”にとって必要な条件が分かるのが「16タイプカラーメソッド®」。
「16タイプカラーメソッド®」では、ウインターを下記の4タイプに分けて、皆さまにお似合いの色を診断させて頂いております。
・ヴィヴィッドウインター・・・ウインターの中でも原色に近い鮮やかな色が似合う
・クリアウインター・・・アイシーカラーを中心に透明感のある色が似合う
・ディープウインター・・・明度の低い黒に近い色が似合う
・クールウインター・・・たっぷりと「青味」を含んだクールでシャープな印象の色が似合う
(具体的な色味につきましては。こちらの記事にてご確認下さい。)
一般的に「ウインターの色」として認識されているのは、青味の強い色であることが多いように感じます。
ですが、上記に記しましたようにウインターの色は青味の強い色ばかりではありません。
時折、「以前『4シーズン』の診断で『ウインターです。』と診断されたんですけど、なんだかしっくりこないんです。」と仰ってお越しくださるお客さまがいらっしゃるのですが、
そういうお客さまの場合、大抵皆さんそれほど“似合う”には「青味」が必要ない方ばかり。
むしろ、「青味」に寄れば寄るほど顔色が青白く見えてしまうので、あまり「青味」に寄せすぎない方がお似合いになるのです。
「一般的な『ウインターの色』のイメージ」に引っ張られてしまうと、良かれと思って選んでいた色でご自分の印象をよくするどころか、反対に顔色を悪く不健康そうに見せてしまっていたということにもなりかねません。
また、「以前『サマーです。』と診断されたのですが、しっくりこないんです。」と仰るお客さまも時折お越しになられます。
詳しく診断させて頂くと、「実はサマーではなくウインターで、ベストカラーはアイシーカラーを中心とした透明感のある色がお似合いのクリアウインターだった。」ということもよくあります。
アイシーカラーは白に近い色なので、サマーの色のイメージに近いためそのように診断されてしまうのでしょう。
何度もしつこいようですが、「4シーズン」におけるそれぞれのシーズンの範囲はとても広いです。
ゆえに、それぞれのシーズンの代表的な色がそのままその方のベストカラーになるとは限りません。
一般的に認識されているそれぞれのシーズンの色がベストカラーに当てはまらない方の場合、
「そのシーズンの中でもどのような色が特に似合うのか」
そこまで把握しておかないと、せっかくパーソナルカラー診断を受けられても「最大限効果的に使う」ということまで至らないでしょうし、
パーソナルカラー診断を受けたが故、余計に自分に似合う色が分からなくなったという悲劇も起きるかもしれません。
「そのシーズンの中でも特に“似合う”にはこんな色」
「色を選ぶ時には、こういう特徴の色を選ぶといい。」
一般的にそれぞれのシーズンの色として認識されている色のイメージに惑わされず、ご自身の“似合う色”の軸を正しく把握し、色を選んでくださる方が増えることを願っています。
0コメント