“似合う”の可能性を広げる。
前回までの記事で「16タイプパーソナルカラー診断」におけるそれぞれのタイプについて綴ってきましたが、
「16タイプカラーメソッド®」で“似合う色の特徴”を知ることは、
ただ単に「『4シーズン・システム』の中でもどのような色が特に似合うのかを知ることができる」という利点だけに留まりません。
“似合う色の特徴”を知ることで、ファーストシーズン以外の他のシーズンにも“似合う色”があることもわかるため、(セカンドシーズン)
“似合う色”の範囲を広げることもでき、シーズンにとらわれない色選びができるようになることも利点の一つ。
(まれにセカンドシーズンがない方や、3シーズンに跨って“似合う色”がある方もいらっしゃいます。)
例えば、私のベストカラーはブライトスプリング。
“似合う”には、「明るさ」「鮮やかさ」どちらも必要なタイプです。
スプリングの色の特徴である「黄味」という条件は、私の“似合う”には「明るさ」や「鮮やかさ」ほど必要のない要素なので、
少し「青味」に寄った色であっても「明るさ」「鮮やかさ」両方の条件がそろっていれば“似合う”の範囲。
それゆえ、私の場合、ブライトスプリングと同じくらいの「明るさ」「鮮やかさ」のあるブライトサマーの色であれば“似合う”の範囲ということになります。
「自分を一番綺麗に見せてくれる色を着たい。」
そう思うなら、ブライトスプリングの色のものを手に取るのが正解ですが、
「しっかりしていそうに見られたい。」
「クールな印象に寄せたい。」
などの希望がある場合は、私なら色彩心理の観点からセカンドカラーのブライトサマーの色を身に着けるのが正解となるでしょう。
このように「16タイプカラーメソッド®」で“似合う色の特徴”を知ることは、“似合う”の可能性を広げるとともに、
“似合う”の範囲で「見られたいイメージ」「なりたい私」に近付けることもできるようにもなるのです。
「4シーズン・システム」においてスプリングと診断された方でも、私のようにサマーの中に“似合う色”がある方もいらっしゃれば、
オータムの中に“似合う色”がある方、
ウインターの中にある方、
また、オータムにもウインターにも両方にある方もいらっしゃいます。
「4シーズン・システム」の診断でスプリングと診断されたからと言って、「スプリングしか着ない」というのはもったいないと感じます。
「自分にはどういう特徴の色が似合うのか」
「4シーズン」のみだけでなく、そこまで知った上で効果的に色を使って頂けたらと思います。
シーズンにとらわれず、「こういう色が似合う」ということを把握し、ご自身の持って生まれた魅力を活かしてくださる方が増えますように。
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